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2015年7月30日 (木)

上下階の温度差

25・26日の両日、屋外の温度は34℃前後の暑さでした

さて、皆さんのお家の、酷暑時の1階と2階の温度差はどのくらいでしょうか。
多分、2階に上がるとムッとして汗が噴き出るような暑さを感じるのではないでしょうか。

下の写真は、7月26日のモコハウス宝塚モデルの温・湿度及び床面と天井表面温度を測定した写真です。

左上は外気温度34℃、上中は前日(25日)のロフトに設置したエアコンの積算電力量3.039KWを示しています。(電気代は3KW/日×平均26円/KW=78円/日と、一日中連続運転しても78円です。つまり1ヶ月間連続運転していても78円×30日=2340円です。)

写真中左は1階キッチンの室内温度25.9℃、中中は同湿度63%、中右は1階床表面温度25.6℃を示しています。

写真下左は2階階段ホールの室内温度26.1℃、下中は同湿度62%、下右は屋根表面温度25.8℃を示しています。

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つまり、上下階における室内温度差は0.2℃、1階床表面と屋根(天井)表面の温度差も0.2℃となっています。

熱損失係数を0.69W/㎡・Kまで下げると、今までの常識が覆る信じられないような現象が実際におきます。
上下間の温度差をなくすことを目指して作ったモデルハウスですが、作った自分でも信じられないような温度差です。

猛暑、極寒における上下階・各室間の温度差をあまり感じないことの快適さは、実際に住んでみないと理解できません。

この写真が示す私の不満点は、湿度が60%を超えていることです。
当日はエアコンの設定温度を26℃にしていました。

私は快適さを感じるのは湿度が60%を切ることが、快適さのボーダーラインのような気がしています。室温は26~27℃台でも十分なのですが、設定温度に達すると冷房運転を弱めるため除湿ができない状態になってしまい、室温を25℃まで下げて除湿しなければ60%を切ることが出来ませんでした。(すぐに設定温度達して除湿しなくなる。)

私が以前から不満に思っていたことを叶えるようなエアコンが今年ダイキンから発売されました。原理は不詳ですが、ドライ運転ではなく、設定温度到達後でも除湿が行える「デジクル制御」とやらを備えた「プレミアム冷房」エアコンです。理論が書かれていないので、どれほどの効果があるのか保証の限りではありませんが、空調業界も色々と考えているようです。あと私がエアコン業界に望むのは本体のリターン部についている温度センサーを独立させて自分の思った場所に設置できるようにしてほしいことです。

温度差については、昨年の7月27日のブログにも同じような事をかいていますので、よろしければ一度のぞいてみてください。

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自然素材で作る超高性能な外断熱の家」カテゴリの記事

コメント

我が家はダイキンの2014年モデルですが、除湿冷房という機能があり、温度と湿度がそれぞれ設定できるので、冷房しながら湿度も常に50~55%をキープしてますよ!
シラス壁の効果もあるのかな?
除湿も再熱除湿ではないので電気代も高くないようです。
設定温度は26℃、設定湿度は55%にしてます。
夜の気温が低いときは除湿のみに切り替えても十分涼しいです。
社長もダイキンにしてみては?

コメント有難うございます。
この猛暑の中、快適にお住み頂いているようで何よりです。
さて、除湿冷房も除湿運転もやはり、原理的にはコンプレッサーを回して温度を下げて除湿するということになります。加えて温度設定をするにはそれもやはり原理的には再加熱しかありません。つまりアクセルと踏みながらブレーキを踏むということをしている訳です。高性能なモコハウスでは、いずれにしても夜間の除湿運転でもそれほど電気代を気にする必要はありませんが、やはり冷房運転(アクセル)の方がランニングコストは下がると思われます。寒いようなら微風運転にするとかです。
今のところ、自分の体感にあわせてマニュアルでコントロールするしかないようです。
こんな微妙なコントロールが可能なのも、高性能なモコハウスならではの楽しみ方です。
一般的な家では単純に冷房するだけです。
つまり、入ってくる熱の方が多く、なかなか設定温度に達しないのでコンプレッサーはいつまでも回り続けるからです。モコハウスではすぐに設定温度に達してしまい、コンプレッサーが停止してしまうのです。ダイキンの2015年式デシクル制御とは設定温度に達した後も熱交換器とをコンプレッサーを制御して省エネ運転するようですが、大きな期待をはできないと思います。
追)シラス効果はあるかも知れません。

なるほど、勉強になります。

ダイキンも数年前のモデルは再熱除湿だったようですが、最近のモデルは「再熱除湿方式ではないので温度低下があります」とカタログに書かれてますし、販売員もそう言ってたので間違いないかと。
消費電力も200Wから105Wに下がってるそうです。
熱交換器の面積をコントロールするのと、部屋の暖かい空気を混ぜて湿度と温度を制御してるようです。(原理はデシクルと同じと思われます)

やはり湿度が50%台で保ててるのはシラス壁の効果が大きいのかもしれませんね!

1階と2階の間に取り付けた1台のエアコンで冷房能力が足りるかどうか不安でしたが、気流を回すことで2階も涼しくなり快適に過ごせてます。

冬も心配してたほど乾燥もなく快適でした。

いずれにせよ、ダイキンもモコハウスのような高性能の家を想定してないでしょうし、ベストなエアコン設定を自分で模索しながら楽しんでます。

p.s. 防音室も音漏れもほとんど感じることなく、室内の音の響きもよくて最高です!

そうなんですね。電気エネルギーを使う加熱ではなく、熱交換器の交換面積を変化させ、熱交換を利用して加熱するんですね。ただ除湿のためにコンプレッサーは設定温度に達しても少しづつ回すんでしょうね。これだとアクセルのみ(省消費電力)で済みますね。
色々と考えて遊んでくださっているご様子をお聞きかせ頂き、こんなうれしいことはありません。
またオーディルームの音響も良好とのことの事で何よりでした。
これからもモコハウスを可愛がってあげてください。

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