ヒートショックより危険

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ようやく寒さもやわらぎ始めてきましたがまだまだ家の中は寒い日が続いています。

日本人の死亡者の≒10%が低温の影響だとされるという調査報告が、2015年の英国の医学系学術雑誌で発表されたそうです。
一方、冬の寒さに対して夏の「高温」による死亡者の割合は0.3%の過ぎないという報告がされています。
近年、熱中症による病院への搬送者の9割以上はその日の内に帰宅するそうです。
このことから「命」に関しては夏の暑さより冬の寒さが圧倒的に危険だと言えます。(低温の死亡リスクは高温の30倍)

また、一般的には暖かい部屋から急に寒い部屋に移動したときのヒートショックが問題にされていますが、これはあくまでも体感的な「寒さ」の感じであって、命を蝕む危険性が高いのは「低温」という状態だと言われています。「寒さ」に対しては暖房器具を用いて何らかの対策をとりますが、「低温」は我慢できないほどの寒さを感じるわけでなくし知らず知らずのうちに人の健康を損なわせていくということです。

具体的に健康の阻害について言えば、従来の家から家全体が温かい高断熱高気密の家に引っ越した2万4千人を対象にした調査によると、咳・喉の痛み、肌の痒み、アトピー性皮膚、炎花粉症など15もの症状が明らかに改善したと報告されたそうです。

以上は、24年1月4日発行の週刊新潮(岩前篤・近大建築学部教授の記事)からの要約抜粋ですが、私もこの調査記事を読み「命」に直結する高断熱高気密住宅の持つ重要さを改めてに認識したところです。

高断熱高気密住宅と健康については「お客様の声」をお借りして23年8月25日付の拙ブログにも書かせて頂いていますが、今回再度書かせて頂いた次第です。

モコハウスの願うのは、なにより家族みんなの健康と快適生活です。

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年11月 9日 (木)

峠は秋

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7日の休日に、能勢方面を走ってきました。

昼間は気温が上がるとはいえ、ここ能勢の逢坂峠では日陰では空気は冷たくヒヤッとした感じです。
峠越えをしても少し汗ばむ程度で汗も出ず下り坂になると寒いです。

事故以来3年になり、低い坂ではありますがようやく峠を越えてみようかという気持ちになってきました。
次回はまた別の坂を目指します。

本日の走行距離は40km。

まだまだです。

2023年10月16日 (月)

電気はクリーンエネルギー?

今回は電気に関するお話。

原子力発電に関しては処理水排出や廃棄物最終処理場問題、太陽光パネルに関しては世界の80%のポリシリコンを製造すると言われている新疆ウイグル自治区の強制労働等の人権問題、国内においてもメガソーラーに起因する山林伐採などの森林破壊問題、また2040年ごろから発生する寿命の尽きた太陽光パネルの大量処分問題,風力発電では贈収賄問題、風力発電にしてもお金にまつわる贈収賄問題、等々話題は尽きない。

電気エネルギーは電気に変換されてしまえば二酸化炭素などの有害物資を排出しないクリーンなエネルギーだ。
しかし、電気に変換されるまでの過程で太陽光パネルなら、原料になるポリシリコンを製造するために化石燃料を燃やし発電して製造する。
またパネル本体を作るためにはアのルミの枠や表面を覆うガラスを必要とする。それらの部材を製造するために大量の電気が必要だし、20~30年後に発生してくる使用済のパネル廃棄問題。それをリサイクル・リユースするにせよ電気を必要とする。

つまり、太陽光パネルを作って廃棄するまでにはそれなりに大量の電気エネルギーを必要とする。
要は、太陽光パネルを製造・廃棄するまでの電気エネルギーの総量と、太陽光パネルが生涯に発電する電気エネルギーの総量の差がどれほどになるのかが問題だ。

そのエネルギー差が小さければわざわざ化石燃料を燃やして電気エネルギーに変換する意味がなく、変換過程でむしろ余計な廃棄物を作り、やらずもがなな環境破壊につながることになる。

例えば車で例えると、ガソリンエンジン車の場合は、石油→ガソリンエンジンで事が足りる。
EV車の場合は、化石燃料(石油・石炭・LNG)、原子力→発電→送電→蓄電→電気モーターといくつかの過程が必要になる。

このように石油(ガソリン)を直接燃焼させて動力に変換するガソリンエンジンの単純さに比べて、EV車の場合は化石燃料を電気に変換しそれを一旦蓄電してモーターを回すことになる。この変換過程でエネルギーロスが発生する。

先に書いたように電気なってしまえば電気は確かにクリーンなエネルギーだが、電気になる前はCO2を排出する化石燃料の燃焼が必要だ。

以上、昔高校の物理で習った「エネルギー不変(保存)の法則」を思い出しながら考える。

燃料になる資源を持たない日本が生きて行くためには、今のところ、CO2を排出しないでクリーンな電気を作れるのは原子力発電に頼るしかないのではと私は思う。

いくら頑張ってもこの狭い日本では再生可能エネルギーが占める割合は35%程度しかなく、残りを化石燃料に頼るとなるとCO2排出量と原料輸入コストの負担が多すぎる。

原発が事故を起こした場合のリスクは確かに大きいが、重大事故を防ぐべく英知を結集してを被害を最小限に留めるための知恵を出していかなければならないのではと思う。
(今のところ、地震の影響で炉冷却用の発電機水没により、冷却不良に起因する炉心爆発事故が起きているが、それは原子炉自体の事故ではない)

政府も政治家もマスコミも再生可能エネルギーの良い面(メリット)は報道するが、負の部分(デメリット)の詳細な説明はない。

再生可能エネルギーか、原子力発電か、最適解は何か、モコハウスは最新情報を得ながら地道に、どうすれば少ないエネルギーで健康的で快適な生活ができるのかを愚直に考えることにする。

 

2023年8月25日 (金)

モコハウスのめざす「家」

以下の文は、1年半ほど前にお引き渡しをさせていただいた堺市のH様から、モコハウスのお客様の声に届いたメッセージの一部です。

「・・・・・コロナ禍の真っ最中で仕事も大半が在宅で実施していたということもあり、家に対する価値観が高まっていた時期に、モコハウスさんと出会い、真剣に家づくりと向き合えた事が本当に良かったと感じています。

今年の夏も昨年より猛暑日が続いており、心が痛くなるようなニュースを連日目にしますが、家族が長く健康で生活していくためにも、多くの時間を過ごし健康寿命に直結する「家」という空間に対する価値観が大きく変化してくると思います。これからも快適で楽しい家づくりをお願いします!・・・」(以上、本文より原文のママ抜粋。下線は筆者による)

モコハウスは猛暑時・極寒時にも家中どこでも快適に住まえることを考えた家づくりをしています。
そしてその快適さの先にあるモコハウスの目的とするものは、H様が書かれているように健康(寿命)に直結する「家」の持つ空間という価値観であり、それが家族の幸せにつながっていくと私は考えています。

このような「声」を頂き、ようやく「家」の持つ価値観は健康な空間であるべき、という潮流に変化し始めたのかなということを感じました。

以前にも書かせて頂いてように、私が断熱・気密に関心を持ち始めて30年以上が経過しますが、一部の方々がようやく「家」の持つ本質的な価値観に気付き始めたのかなと感じるこの頃です。

H様、貴重なご意見ありがとうございました。これからも快適で楽しく幸せな生活をお楽しみください。

 

2023年8月 7日 (月)

ミーレ食洗器

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シンク一杯の洗い物。一杯飲んだ後、   左に加えて朝昼の食器が鍋も含めて
これを見るだけで嫌になります。              余裕で収納できた。

 

先日夜、突然電気が消えた。停電かと思い窓から外を見ると他の家では電気が点いている。停電じゃない。
懐中電灯を取り出し分電盤を開けて見るとメインブレーカーが落ちていた。

当時、使用していた家電は電灯・テレビ・食洗器程度で、通常電流がオーバーするような機器はない。
そこで子ブレーカーを一旦全部落とし、メインスイッチを入れてから順次子ブレーカーを入れていくと食洗器専用回路のブレーカーのところでメインブレーカーが落ちた。これで原因は食洗器の漏電と推定。漏電の場合、子ブレーカーには漏電センサーが付いてなくメインブレーカーにしか漏電センサーがついていないので、それが感知してメインブレーカーが落ちるようになっている。

翌々日ミーレのサービスに見てもらったところ、フレッシャースイッチに水が漏れた可能性がありとの事。ついでにヒーターリレーもやり替えた方がいいとの事。(私にはよく意味が解らんけど)修理費は5万円程度かかるとの事。5万円払って修理してもまたあと5年もすれば他のヶ所の修理が必要になりそう。
その時に買い替えれば私の寿命より食洗器の方が長持ちしてしまう。それもナンセンスってところで、少しもったいないけど、13年間の間に省エネで機能も進化していそうなので買い替えることにしました。今使っている食洗器の寿命は長いのか短いのかよくわからないが13年ほど働いてくれた。当時の買値はうろ覚えだけど28万円(45㎝幅)程で買ったような・・・。

とすると、280.000円÷(13年×365日・回)=59円/日・回
あの嫌な洗い物を1日1回当たり59円で完璧に片づけてくれたことになる。(電気・ガス代は手洗いでも必要)

私の唯一の家事である皿洗いを文句も言わず、しっかりと片づけてくれた相棒の食洗器には感謝しかない。

上記写真は洗うべき食器とそれらを収納した新型食洗器。
この日は比較的少なめの洗い物だったけど、どんぶり鉢、深めの和製の大皿、鍋が余裕で入る。(夫婦2人・朝・昼・晩3食分)
少なめの食器なのでラフに入れているが、しっかり考えて詰めればまだまだ入る。(前機種より収納量は改良されている)

特に便利なのがプログラムが終了すると前扉がオートオープンして、電源がオフになり取り出すときには食器がほぼ乾燥していることだ。
プログラムも増えている。また日本語表示となり直感的に解りやすくなった。

我が家では深夜電力利用でタイマーで11時に電源オン、朝には乾燥状態で取り出せる。

13年の間にだいぶ賢く進化した。
食洗器に関して欧米製の方が良くできているのは、彼らの方が怠け者だからでしょうか。

 

 

 

 

 

2023年8月 3日 (木)

真夏の外壁とガラス面の温度差

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外壁表面温度 57.1℃          当該部分の室内壁表面温度26.1℃

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 外部窓硝子部表面温度45℃        当該部室内硝子面温度27.3℃ 
                            同室内温度26.4℃(写真左上温度計)

真夏の直射光の当たる外壁とガラス部分における室内と屋外の温度差がどのくらいになっているのか測ってみました。
以下の数値は外壁とガラス面の熱貫流率です。

*外壁熱貫流率 0.176W/㎡K(PB+セルロースファイバー+フェノバボード)→外壁のサイディングは外壁通気層の外側にあるので熱抵抗に含めない。
*アルゴンガス入り3層クリアガラス熱貫流率Ug:0.83W/㎡K (但しサッシのUw:0.73W/㎡K)→モデルハウスでは冬対策のクリアガラスを使用。
*建物の外皮熱貫流率Ua値は0.22W/㎡K

外壁部分とガラス部分における室内の表面温度では1.2℃、屋外の表面温度の差は12.1℃の温度差がありました。
因みに屋外温度は37℃程度(7月3日午後1時頃測定)


室内壁表面と室内硝子表面の温度差は、私が予想していたより小さいと思いました。
具体的には体感温度で0.6℃の差を感じることになります。

この測定は断熱性能の数値と、建物のある部分における実際の温度の測定値で、設計計画上の参考になると思われます。

この程度の温度差なら、開口部を大きくとって、明るさや解放感を得ることに対するリスクは少ないと言えるのかな。
(ガラスの日射熱取得率によっても異なり、夏と冬では反対)

住宅の断熱・気密の性能は数値だけでは概念的でしかないので、実際を知るには現地で肌で体験するしかありません。
この災害級の猛暑の時は、実際にモコハウスモデルで快適さを体感される絶好のチャンスだと思います。

                        

 

2023年7月27日 (木)

災害級の暑さ

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外壁表面温度 67℃      室内空気温度 26℃

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室内壁表面温度26.4~27.4℃

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屋根面表面温度25~25.1℃   床表面温度25.1~25.5℃
(上記温度は令和5年7月22日正午ごろモコハウスモデルにて測定)

連日、災害級の猛暑が続いています。
そんな時でもモコハウスではほとんど外気の影響を受けず、快適な室内環境が保たれています。

吹抜けを含めると42坪のモデルハウスでは、26℃設定のエアコン1台(14畳用)で運転中です。
その時の室内の空気温度及び床・天井・壁の各部の表面温度(輻射温度)は上記写真のような温度を示しています。

室内外を問わず身体で感じる温度を体感温度と言います。室内での体感温度は(気温+輻射温度)÷2で示されますから、
モデルハウスでの体感温度=(26℃+25.8℃)÷2=25.9℃ということになります。
これはほぼエアコンの設定温度通りの体感温度ということになります。

一般的な住宅においては床・壁・天井の平均表面温度(輻射温度)は32℃程度と想定されるので(32℃+26℃)÷2=29℃が体感温度ということになりエアコンの設定温度を26℃にしていても体感温度は29℃として感じられることになります。(盛夏の晴天の日中を想定)

屋外においても外気温度が35℃であっても、アスファルト舗装などからの輻射温度が56℃程度と考えられるので実際には(56℃+35℃)÷2=45.5℃として体感されることになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年7月21日 (金)

ツーリングクラブ復帰

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先日の晴天の日曜日、自転車ツーリングクラブの走行会に参加しました。(途中まで)
屋根からの転落事故以来なんと3年ぶりです。ようやく皆さんと途中まででしたが、ご一緒できるようになりました。

今まで、少し走れるようになったと思ったら痛みが再発、また元に戻って走り始めたと思ったら、今度は別のところが痛くなるといったことを繰返してきました。
その間に足の筋肉は落ちる一方で、ジムでエアロバイクを漕いだりして衰えを補ってはきましたが、やはり事故の前の筋力とは比べるべくもないほど衰えています。

いつもはロードバイクばかりなのに、当日は珍しく8台参加の内4台もミニベロが揃ったので、写真を撮った次第です。(1台はEバイクです)
今後もアップダウンの少ないコースの時には徐々に参加していこうかなと思っています。

 

2023年7月14日 (金)

モコハウスの考えるドリームハウス(規格型住宅)

以前にトーマス氏の考えるモコハウスの規格型住宅「BEST CASE」のご紹介をしましたが、今回は彼の各プランに対するコンセプトのご紹介です。(*以下、緑字はトーマス氏からのコメントのまま。)

住宅を計画するとき、考慮すべきことや関連づけなければならないことがたくさんあります。費用、寸法、構造、設計、デザイン、立地、そして家族のニーズ。

良い家を作るには、それらのすべての要素が当てはまるように検討し、すべてが組み合わさり一体となって、より高い価値を生み出すようにしていかなければなりません。

コンセプトハウスのプランというのは、通常とは違い実際にはまだその建築場所や家族が存在していない、というある意味特殊な条件で設計を進めます。

そのために、私はこれまでの建築家としての経験を生かしながら、幅広い多くの人たちの希望を叶えることのできる『ドリームハウス』を想像する必要がありました。

モコハウスの本質的なアイデアはモダンコンパクトハウスです。

そして、私が最も大事にしたのはコンパクトな空間の中に、大きなゆとりを表現することでした。

たくさんの想いをを込めたこのプランが、皆さんの夢を実現できますようにと願っております。

 よろしくお願いします

ベクストロム トーマス

アイ!デザイン

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Thomas Bäckström/ Aj!design

Suimeidai 1-5-59

Kawanishi-shi, Hyogo-ken

666-0116 Japan

tel.  090-74841594     072-702-7500 fax. 072-702-7501

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 今回、モコハウスの考える規格型住宅「BEST CASE]のテーマは、コンパクトながらも必要な部屋数を確保するだけでなく、各室が各方向に有機的につながりを持ち、身にも心にもゆとりがあり、家族が皆んな健康で仲良く、楽しく、一生涯以上に渡り、住める空間づくりです。

 

 

2023年5月18日 (木)

五月晴れのツーリング

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昨日の休みは心地よい五月晴れのなか、園部方面を走ってきました。

ほとんど風もなく晴天で最高のツーリング日和でした。
でもまだ怪我の前の半分程度まで(昨日は50㎞)しか走れませんが、それでもここまで走れるようになったことには感謝です。

1年半ほどの安静期間にすっかり衰えた脚、辛抱強く徐々に回復させて行くしかありません。

でもこの回復トレーニングが続けられること自体に感謝です。
何しろ、膝をはじめ各部に痛みが出ると走れませんからね。

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